2022年8月– date –
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うつわあれこれ
モダンな萩焼 天龍窯その1
萩焼ときいて思い浮かべるのはこんな器かな? 実家にこういうのあったな(フリー画像です) やわらかな表情で、長く使う間に表面の貫入(かんにゅう。表面だけのヒビ模様のこと)にお茶が染み込み、色合いが変化していく。緑茶の淡い色の向こうに濃く染ま... -
日記
とらわれないこと つれづれ
うつわの話ではないのですが、こういうものだ、こうしないといけないと、とらわれて自分の首をしめてしまうことってないでしょうか?大きなことも小さなこともあります。小さなエピソードをひとつー。 スマートフォンで時間を確認することが多くなり、... -
うつわあれこれ
名前にとらわれないで使う
名前とは、和食器でのアイテムを指す名前のこと。小皿、銘々皿、取り皿、中皿、大皿。このうち小皿や大皿はその名の通りで、それにおさまるものに使おうと自然と思える。銘々皿、取り皿というのは大きさでなくて用途。中皿と聞くとそのあいだの大きさと... -
うつわあれこれ
九谷青窯 楽しくなるうつわ
一度はどこかで目にしたことがあるのでは?というほど、そのかわいらしさが印象的なうつわ。カラフルな色使いで、使っているとホントに心がウキウキする。九谷青窯(くたにせいよう)は伝統的な九谷焼の絵柄ではないし、それぞれに雰囲気が異なる作品。... -
日記
大人の遠足 日本民家園
神奈川県川崎市の日本民家園に行ってきた。民家園は、昭和42年に開園した野外博物館。日本各地からなくなりつつある古民家が集められている。都内からそう遠くないのに、こんなタイムスリップができる空間があるなんて最高。 山下家住宅 19世紀 岐阜→川... -
うつわあれこれ
今、漆を取り入れたい
いろいろと食器は使っていながら、漆器はそこまで取り入れてこなかった。理由は簡単で、取り扱いも大変だと聞くし、どう使いこなしていいか分からなかった。しいて言えば味噌汁椀、運動会の時のみ登場するお重、お盆くらい。 この皿は朱塗・溜塗が5枚づ... -
うつわの本
「うつわ」を食らう 神崎宣武
この本のことは、ある別の本の中で知った。非常に印象深い一節とともに紹介されていたので、読んでみたいと思っていた。 「何を食べるか」というより「どのうつわを使って、どう食べるか」この問いが、日本人の食文化を培ってきたであろう。「うつわ」を... -
金継ぎ
うつわの金継ぎ 抹茶碗
ここに金が入ったら美しいだろうと創造力をかき立てられた夏茶碗。この時は、まだ金継ぎイコール金で装飾と思っていたので、当てはまるものを選んだということもある。 伊羅保茶碗 出雲焼かな?? もとは実家の物を自分のそそうで欠けさせてしまった... -
うつわあれこれ
葡萄を盛る2 島根のスリップウエア
スリップウエアつながりで、島根県の袖師窯のスクエア皿に盛る。 20×17×3cm 青と茶の組み合わせとスリップの先が針のように細いのがたまらない。 スリップが少しだけのぞく パスタには少し余白がないかもしれないけれど、カメラロールにチャーハンの写真... -
うつわあれこれ
葡萄を盛る1 十場天伸さん
ぶどうが出回り始めたので、撮影用も兼ねて買う。 というのは少し良く書きすぎで、高くてなかなか手が出ず様子見していたのが、ある日お手頃価格で出ていたのでようやく買えた次第。 つくも窯 十場天伸さん 径25×16×3cm レースカーテンを通した光の筋が...
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