2022年7月– date –

　先日の、石井桃子さんの記事で書いたように、小さくてアクセントになる器としてこちらも紹介。こういうこまごましたのがいくつかあると、とっても楽しい。 https://tsugu-log.com/momokoishii 径13ｃｍ・高さ４ｃｍ　この画像が一番実物に近い色 　土本...

軽くて丸みのあるフォルム 　このポットも約1年半くらいかけて仕上げた。ぐい吞と一緒に、何個か同時進行で作業をするものなのです。補修箇所は胴体の上のフチ欠けと口先。途中の画像がこちら。 　注ぎ口が無残な欠け方をしている・・・全くもって使用者の...

　本格的にうつわが好きになったのが就職してからなので、そこからがイコールうつわ遍歴となるのでしょうか。うつわに遠くない家庭に育ったとはいえ、大学時代はアジア文化に傾倒し、回りまわって最後はコルビュジェ建築を見にフランスやスイスをバックパ...

金継ぎ教室に通い始めて約2年。ひと月に１回か２回の頻度なので、亀の歩みなのですが今までに４つ完成。まずはぐい吞。 1年かかりました。 ２か所フチを継いでいます 途中までは金継ぎをするつもりだったのですが、べんがら漆を蒔いたところでこの生地にな...

長径15.5㎝×14㎝のプレート　 新しい作家さんに初めて出会って使ってみたいなあと思う時。選ぶアイテムの一つに、小皿がある。小皿といってもしょうゆ皿くらいのサイズまではいかず、「小さいけれど個性的でアクセントになるもの」を選ぶ。そのほうが食卓...

オーバル（oval）、卵型、楕円の意味がある。要はだえん皿。食卓に並ぶ丸いお皿の中で一つでも違う形があると、バランスがとれる。だけれど、かわいいからっていう理由でこのお皿を買った後に初めて、オーバル皿は・・・なんて分析しだした気がしているの...

「うつわの金継ぎ」とは、欠けたり割れたりしたうつわを、漆で接着すること。便宜上金継ぎと呼ぶのだけれど、漆で接着した上を金で仕上げれば（蒔く、と言います）金継ぎ、銀なら銀継ぎ、真鍮継ぎ…とは言わないが、真鍮の場合もあり。もちろん漆のままでも...

ガラスのうつわには今まで特にこだわりがない私。日頃、このプレート1枚で満たされているからかなあ。 （グラス類はまたちょっと別だけれども） 23ｃｍ径、高さ4.5ｃｍほど。 このプレートは作った方が亡くなられたようで今も工房があるかも分からないのだ...

今回は、うつわの中で、青色について書いていきます。青はうつわビギナーさんにはとても使いやすい色だと思います。 　お皿だけ見ると、青は食欲を無くす色だというし、派手だし・・と感じる方も多いと思います。ですが、もし最初に何か大きめのうつわを買...

出西窯（しゅっさいがま）は、島根県・出雲市にある民藝の窯です。小さい頃に訪れたことはあるものの、はっきりと記憶している思い出は、高校生の時に写真撮影に行ったこと。写真部だった私は出西窯に行って、焼く前の乾燥中の器などを撮影させてもらった...