そもそもうつわが好きになったきっかけ

 我が家は、今は核家族なのですが、育った家庭は私と兄と弟と両親、祖母の六人家族。自然の恵み豊かなところで育ちました。

田舎だったので親戚が近くに多く、泊まりに行ったり招いたり、にぎやかに食卓を囲むことが好きな家族でした。母は特に高額なものを収集したりということではないのですが、食器が好きでしたし、共働きの忙しいなか、おいしいごはんをささっと作ってくれ、大皿に盛ってワイワイ食べる・・。お正月には三日間くらいかけておせちを作る・・と子どもながらに身も心も満たされていたのだなと振り返って思います。

 そんなことから、美味しいごはんをふさわしい器で食べるということが自然になったのかもしれません。(とはいえ、そんなに丁寧な家で育ったということではありませんよ・・)

 それから、私の田舎の島根県の出雲という土地には民藝で有名な出西窯があるのですが、子どもの頃から時々行っていたことでうつわへの親しみもできたのかなーって思っています。

出西ブルーと呼ばれている青色のお皿が、実家でも登場回数が多かったんですが、のちのち、青いうつわってすごくいいなと思える原点だった気がしています。(青についてはまた別のところで)

 縁があってこれまでうつわに関わる仕事をしていたので、仕事を通じて学んだことや、生活の中で感じたことが増えてきて、頭の中を整理したいなと考えるようになりました。またたくさん集めたうつわもご披露したいなぁと。

 ここ何年か、インスタグラムやコロナもあってうつわブームで、たくさんの方が目を留めていらっしゃるのはよいことだなあ~と思っています。私自身はインスタの丁寧な暮らしとは対極にいるような、おおさっぱな人間なので、そういう人間が、共働きで子育てして・・という中で、どうやって少しでも満足感を得て手抜きに見えないかを考えたブログにもなると思います!

 こう使うべき、とか丁寧に暮らすとは・・というようなことは語れません!むしろ忙しくて手をかけられない方にこそ、ここを通じて少しでも料理がおいしくみえるうつわを選んでほしいなと思っています♡

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (2件)

コメントする

CAPTCHA


コメントに日本語が含まれない場合は表示できません。(スパム対策)

目次