葡萄を盛る1 十場天伸さん

ぶどうが出回り始めたので、撮影用も兼ねて買う。

というのは少し良く書きすぎで、高くてなかなか手が出ず様子見していたのが、ある日お手頃価格で出ていたのでようやく買えた次第。

つくも窯 十場天伸さん 径25×16×3cm

レースカーテンを通した光の筋がきれいで、急にいろんな器に盛りたくなった。まずはスリップウエアのうつわに。

こちらも十場天伸さん。径28×16×2㎝
黒はリムがしっかりとあり、白はゆるやかなボウル状
潔いほど白く、それを邪魔しないスリップライン。
斜めの自然な垂れ、が好き(釉だれ・ゆうだれと言います)

  スリップウエア(Slipware)とは、ヨーロッパでかつて用いられた、水と粘土を混ぜたゆるい化粧土をスポイト状のもので表面に描き、さらにクシなどで、模様をつけた装飾方法。一番分かりやすいイメージは、ソースをベタ塗りしたお好み焼きに、マヨネーズを細い線状にひいて、垂直方向にその線にササっと模様をつけた感じ、、

 民藝のうつわの一つとしてスリップウエアは有名。民藝のものも持っているけれど、少し薄手で華奢なものも、モダンでステキ。カラーも白や黒だと日頃使いやすい。

 窯元・作家によって、スリップウエアも表情さまざまなので、好みに合うものを見つけるのが楽しい。

 このあと、ぶどうをここぞとばかりに皿を盛り替えて撮影に使ったわけだけれど、ちょうどパスタ皿として使いやすい大きさのお皿を手に取っていることに気づく。パスタがいけるならチャーハンも、梨も盛れそう。使い道が二つ三つあると、買ってみる後押しになるね。

甘くて美味しく、戦いに勝った気分

十場天伸さんのインスタグラム

https://www.instagram.com/tenshinjuba/

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