2022年– date –
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うつわあれこれ
葡萄を盛る1 十場天伸さん
ぶどうが出回り始めたので、撮影用も兼ねて買う。 というのは少し良く書きすぎで、高くてなかなか手が出ず様子見していたのが、ある日お手頃価格で出ていたのでようやく買えた次第。 つくも窯 十場天伸さん 径25×16×3cm レースカーテンを通した光の筋が... -
うつわの本
漆の良さを知る 「陰翳礼賛」より
「陰翳礼讃」-言わずと知れた、作家谷崎潤一郎の日本文化と美意識についての随筆。うつわと金継ぎのブログを始めるにあたり、なんとなくここらで一度読んでおこうと思っていた。素人には難しいことは述べられないが、感じたことを整理してみる。 古典を読... -
金継ぎ
金継ぎの始めかた
金継ぎになんとなく興味があってもどうやって始めていいか分からない‥そんな時はシンプルにインターネットで、通えそうな金継ぎ教室を探して見学に行きましょう。 その前の基礎知識として、金継ぎとうたっていても本金や天然漆を使っているところと、... -
うつわあれこれ
ステムグラスを自由に使う
ひと言でいうと厚手のワイングラス。ワインって薄手のグラスでいただくのが良いのですよね?ワインは頂いた時くらいしか飲まないので頻繫には登場しなかったのだけれど、この際どんどん活用していこう。ワイングラスと呼ぶには武骨、ステムグラス(足つ... -
うつわあれこれ
アクセントになる器 土本製陶所
先日の、石井桃子さんの記事で書いたように、小さくてアクセントになる器としてこちらも紹介。こういうこまごましたのがいくつかあると、とっても楽しい。 https://tsugu-log.com/momokoishii 径13cm・高さ4cm この画像が一番実物に近い色 土本... -
金継ぎ
うつわの金継ぎ ポット
軽くて丸みのあるフォルム このポットも約1年半くらいかけて仕上げた。ぐい吞と一緒に、何個か同時進行で作業をするものなのです。補修箇所は胴体の上のフチ欠けと口先。途中の画像がこちら。 注ぎ口が無残な欠け方をしている・・・全くもって使用者の... -
うつわ雑感
うつわ遍歴
本格的にうつわが好きになったのが就職してからなので、そこからがイコールうつわ遍歴となるのでしょうか。うつわに遠くない家庭に育ったとはいえ、大学時代はアジア文化に傾倒し、回りまわって最後はコルビュジェ建築を見にフランスやスイスをバックパ... -
金継ぎ
うつわの金継ぎ ぐい吞
金継ぎ教室に通い始めて約2年。ひと月に1回か2回の頻度なので、亀の歩みなのですが今までに4つ完成。まずはぐい吞。 1年かかりました。 2か所フチを継いでいます 途中までは金継ぎをするつもりだったのですが、べんがら漆を蒔いたところでこの生地にな... -
うつわあれこれ
石井桃子さんのひし形の皿
長径15.5㎝×14㎝のプレート 新しい作家さんに初めて出会って使ってみたいなあと思う時。選ぶアイテムの一つに、小皿がある。小皿といってもしょうゆ皿くらいのサイズまではいかず、「小さいけれど個性的でアクセントになるもの」を選ぶ。そのほうが食卓... -
うつわあれこれ
オーバルプレート 晧洋窯
オーバル(oval)、卵型、楕円の意味がある。要はだえん皿。食卓に並ぶ丸いお皿の中で一つでも違う形があると、バランスがとれる。だけれど、かわいいからっていう理由でこのお皿を買った後に初めて、オーバル皿は・・・なんて分析しだした気がしているの...