日本酒が好きな方なら、一つや二つお持ちかもしれない。コレクションする上でも価値が落ちないアイテムとして人気だけれど、細かいことや損得は気にせずいろいろ集めてみると楽しい。
今日はお正月にふさわしい、九谷焼のぐい吞をご紹介。日頃いろいろなテイストのうつわを使いつつも、正統派が気になるのは、華やかな絵柄が日本のお正月にぴったりだからかな。
こちらは、米田理さんの蓮の花絵図 盃。小さな円のキャンバスに、うまく構図や色をのせられているなあとその技術に感心せずにはいられない。
裏にも蓮の葉が書き詰めらている。
かわってこちらは、三代目三井為吉さんの 古九谷風 松の図。松の木に、夕陽でしょうか?松の力強さを感じながら、水平線に沈む夕陽のほんのりとした色合いにほっと力が抜ける。松は常緑樹であることから、繁栄の縁起物。
同じ松でも、松葉は落ち葉になっても離れ離れにならないということから、夫婦円満をあらわす縁起物。
ささ、来し方行く末を思い、語り合いましょう。
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