あざやかなトルコ色のうつわ。こんな派手なの、使うのは無理!と敬遠してしまう方も多いかもしれません。ですが、盛ってみるとすごく使い勝手が良いことに気づくうつわ。
静々とこれまで青いうつわをご紹介してきた私。そのコレクションの中で一番昔からあって、ここぞという時に使いたいのがこれ。
荒木義隆さんは2017年にご逝去されたそうですが、監修の小僧窯でもトルコ釉のうつわは作られています。荒木義隆さんといえば、料理家の栗原はるみさんがお好きとのことで、よくご紹介されていました。私の母も私も、栗原さんの料理本「ごちそうさまが聞きたくて」からごはんを作りましたし、その後の季刊誌もよく買っていました。おおらかな家族への大皿料理を引き立て、彩るのに荒木義隆さんのうつわはぴったりだったのだと思います。
こんなふうに、釉薬が流れているのも、自然の姿が感じられます。
カメラロールにあった写真を。野菜料理が合いますね。実は、購入した時は、これで茶碗蒸しを作りたいと思っていました。卵の黄色は合いそうですが、実現させたことはありません…💦
3人家族なので、日頃、大鉢の登場回数は多くはないのです。しかしながらお正月には筑前煮を盛るのに必ず登場します。
というわけで棚から出してきて、予洗いと撮影と相成りました。来年も無事に元旦から、筑前煮をいただけますように。
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